安全への取組
日輪グループの長年にわたる経験・実績を活かし築き上げられた『安全文化』
- 安全に対しては確固たる姿勢で臨み安易な妥協はしない。
- 報告文化を形成し、どんな小さなことに対しても抜かりなく対応する。
- 不安全行動に対しては、3現・3即・3徹で指導
3現=現場・現実・現物 3即=即時・即座・即応 3徹=徹頭・徹尾・徹底
SQAS-road マネジメントシステム
- SQAS-Road(Safty and Quality Assessment System-Road)
- 陸上輸送の安全・品質評価制度
- CEFIC(ヨーロッパ化学産業協会)の評価制度をベースに陸運局、消防法を加味した日輪グループ独自の自主管理制度
◆SQAS-Roadとは?
- ヨーロッパ化学産業協会(CEFIC)が陸上輸送の安全・品質(仕事の中味)を統一的に評価するシステムである。
- 外部から強制されたものでなく、企業の自主的経営方針に基づいて継続的に運営されるものである。
- 外部の認定機関による適合、不適合の判定でなく、各企業のレスポンシブル・ケア(各企業が社会的使命に基づいて安全・品質(良い仕事)・健康・環境の保全を宣言し守ること)の具現化のため自主的に運営されるものである。
- 内部監査制度を確立して、定期的に独自の経営方針に基づく監査を行い評価し、レビュー(反省)し、修正し、改善して継続的に安全・品質(仕事の中味)・健康・環境問題を向上するシステムである。
- お客様が当社の安全対策を監査して頂く場合も世界的に認められている統一基準に基づくため、お客様からの改善要望にもお応えすることが出来、互いに安全確実な物流体系を構築し、輸送品質(良い仕事)を高め、お客様にも満足頂けるシステムです。
◆なぜ日輪がSQASを採用したか?
- 日輪固有の文化はもともと自主性を理念としているため、SQASの概念と合致している。
- 従来から日輪独自で各項目ごとに規定・マニュアルが作られていたが、統一的システムが必要となった。
- 陸運局の指導が各県ごとにバラバラの指導要項であったので(その目的・精神・手順・形式(用紙))を統一してSQASに組み込み、統一管理が必要となった。
- 従来から日輪の内部監査制(日輪ING)があったが、これを見直し、SQASに組み、SQASの監査システムに統一した。ややもすれば、日輪グループは従来、健康・環境問題についての対応策が不足していたので、今回積極的に組み入れた。
- ISOは外部の意思による監査指導に基づくものであるが、SQASはあくまでも日輪の経営方針の具現化であり、日輪の基本的教育のバイブルとした。
◆SQASの監査規定について(監査規定参考)
- 日輪の基本経営方針である安全第一、安全文化構築に基づく達成度の評価制度である。
- 社長の直轄において、社長の委託を受けた者が監査する。
- 原則として年1回監査し、監査後は速やかに報告書及び改善事項、指導事項を社長に報告する。
- その後の監査は上記指摘事項を重点的に監査する。
安全への取り組み
◇情報管理(BBSプログラム 四半期毎)
- BBS=Behavior Based Safety
- ★安全習性人格集団の形成プログラム
- ★安全の先取り、安全文化の構築
- ★B・B・Sプログラムの概念
BBSプログラムの概念
- BBSは安全の先取りである
- 先取りとは、職場の危険要因(不安全行動・不安全状態)を摘出しそれが顕在化して事故になる前に解決すること。
- BBSは安全習性人格集団の形成を図ることである
- 安全習性人格とはプロ意識、自己制御、基本順守、愛情指摘、謙虚さ、使命感を持ち合わせている人という。
- BBSは安全文化を構築するプログラムである
- 安全文化とは人間尊重の理念に基づいて職場の安全と健康を保持し明るい職場を築くこと。
安全への取り組み
◇特別警報システム
- 過去の事故事例やそれにともなう約束ごと、ヒヤリハット事例などをデータベース化
- 情報の共有化と、記憶の風化と対策不履行の防止
安全への取り組み
◇作業・指差呼称コンテスト(年1回)
- 基本作業の再認識
- 指差呼称の必要性・重要性
- 結果発表と表彰
作業・指差呼称コンテスト開催内容
目 的 | 年間安全管理計画及びBBP重点テーマ防止対策を踏まえ管理者・乗務員の指差呼称の重要性、基本作業の再確認を目的とする。 |
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期 日 | 年1回、全事業所実施実施月日は事業所と安全管理指導部とで調整の上決定する。 |
場 所 | 各事業所車庫 |
準 備 | 受入口、タンク内漲水(各槽200リットル位)、仮伝票(3石品) |
要 領 | 参加者は当日仕事以外の全員 ・参加者(実技者以外含む)は全員作業服・ヘルメット・安全靴着用 ・実技者は事業所推薦者1名(管理者でも可)・乗務員3名入社年度別に3名を当日審査員が指名します。 ・内容は工場入門後、事務所立ち寄り、現場荷卸し、受領書受け取りまでの作業です。 ・品名は第三石油類(ローリーポンプの使用)の納入です。 ・推選者1名はホース2本接続、他3名はホース1本とします。 資材事務所立ち寄り → 現場荷卸し作業 → 受領書受け取り |
審 査 | 安全管理指導部が出向き審査。 |
安全への取り組み
◇防災訓練(年1回)
- シュミレーションの設定
- 通報訓練
- 応急処置訓練
訓練内容※漏洩事故発生から処理完了まで、日輪危機管理マニュアルを基に全社的訓練とする。
第一段階 | 衝突漏洩事故発生と警察への通報 |
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第二段階 | 安全な場所への車輌移動・二次災害防止処置 |
第三段階 | 漏洩部の応急処置 |
第四段階 | 乗務員:関係先への通報(状況報告) ・消防署 ・当該事業所(○○自動車運送) |
第五段階 | 関係部署:関係先への通報(状況報告)と消防署からの連絡 ・当該事業所より新陽商運への通報と救援隊編制依頼 ・新陽商運から荷主(☆☆化学物流)と日輪本部(CS部長)へ報告 ・消防署から当該事業所、消防署から新陽商運 |
第六段階 | 救援隊編制、資機材の準備、救援隊出動。救援隊による応急措置及び終了報告。 |
安全への取り組み
◇NQIサークル活動
NQI活動によるモラルアップ
- 目的
- 活動を通じて社員一人一人が自主的に自分達の仕事を見直し、改善を進めその中で個々の能力の向上とモラルアップを図り、同時にお客様サービスの向上、効率化を推進し、日輪グループの企業体質の強化を図る。
- 発表会
- 毎年2月に実施、全部署参加、審査員による審査を行い、各賞を決定表彰する。
安全への取り組み
◇リスクマネージメント
- 危機管理マニュアルの整備
- 緊急通報経路
- 対策本部組織
- 各責任者の心得と役割
- 緊急処理資機材の整備
安全への取り組み
安全資格制度(乗務員評価制度)
安全資格制度の導入
- 目 的
- 会社運営の大前提「絶対安全」という主旨のもとに制度化し、乗務員一人一人の技能・安全意識といった人格を高揚し、日輪の安全基盤を確立してお客様に満足して頂ける「安全輸送」を目的に制度化する。
- 方 法
- 乗務員を対象に各項目(安全意識・運転管理・車輌管理・作業管理・タンク洗滌・躾)に基準(13段階)を設け等級を設定し乗務員の資格とし毎年検定を繰り返す。又資格等級により奨励金を定める。
安全への取り組み
◇運輸本部会議(月1回)・管理者会議(年6回)
- 期間内の情報共有化と連絡事項の水平展開
- 課題テーマのディスカッション
- 本部会議
- 各事業所 所長による安全・戦略ミーティング
- 管理者会議
- 各事業所の実務レベル管理者による安全・教育ミーティング
安全への取り組み
◇添乗指導
目 的 | 各事業所の安全教育・管理体制・雰囲気・乗務員の改善点をチェックする。 |
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方 法 | 入社3年未満の乗務員を対象に安全指導係による添乗指導を行う。 添乗指導記録表に基づいたチェックを行い、改善点を指導し、又、事業所にフィードバックし、安全に対する教育材料とし、記録として残し、追跡指導を行う。 |
安全への取り組み
◇安全管理のPDCA
- 年間安全管理計画の整備
- 実施と評価
安全への取り組み
◇安全パトロール
- グループ内車庫及び車輌
- 客先現場
- 安全パトロール報告と指導
安全パトロールによる確認(1カ月に1社以上実施)
目 的 | 創業時の原点に立ち戻り、安全に対する自覚と認識を再点検する |
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方 法 | 各管理者がお客様の積込現場及び納入現場を訪問させて頂き、実際に指導・教育したことが行われているか確認 |
安全への取り組み
◇事業所・協力会社安全ミーティング(月1回)
- 本部上級者の参加
- 議事録の作成と横展開
各種ミーティングによる教育
- イ)月例ミーティング(月1回)
- 管理者からの指示・報告・連絡・製品知識教育・安全教育・乗務員からの相談・提案・討議・事故事例・KYT・ヒヤリハット等を実施
- ロ)班長ミーティング(月1回)
- 月例ミーティングを念頭において、事前に内容確認及び明るい職場作りの話合い、緊急ミーティングトラブル発生時に即日及び翌日に乗務員へ水平展開による周知と対策検討
安全への取り組み
◇協力会社合同安全会議(年1回)
- 期間内の情報共有化と連絡事項の水平展開
- 危険物製品の講習
- 各社より課題テーマの発表とディスカッション
安全管理指導部へのお問い合わせ
安全管理指導部
弊社陸送における安全指導・教育、SQAS監査(各陸送拠点の監査)、BBSに関するお問い合わせは下記まで
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